お金は汚い?


「お金とはきれいなものか?汚いものか?」

 


随分と前になるかと思いますが、上記の質問を全国の中学生・高校生にした結果が日経新聞に掲載されていました。記憶が正しければ、約8割が「汚いもの」と答えていたように思います。

 


確かに、「お金」と言うとイメージは良くないのかもしれません。

 

 

だいたいお金持っている人はメディアで叩かれますし、ドラマや映画でも友情とお金を天秤にかけてお金を選んだ人には天罰が下ります。就職活動における志望理由でも「給与が高いから」はけっこう嫌われます。
、、、イメージ偏りすぎでしょうか。

 

 

ただその一方で、多くの人がお金を必要としているのもまた事実だと思います。あるアンケート「欲しいものランキング」で、暖かい家庭や恋人、親友を抑え、お金が1位にランクされているのを目にしました。日々のニュースにおいて人の命よりお金を優先することによって引き起こされる事件の多さを見れば、その魅力は絶大であることが分かります。

 

 

ともすると、この汚いけれど人生において必要な「お金」とは、どう付き合っていけば良いのでしょうか。


クラスに好きな人がいるけど、「好き」って言ったら全員からバカにされるというジレンマを抱えた中学2年生の夏を思い出します。

 

 

 

 


・・・・。

 

 

 


話を少し変えます。
私事ですが、昨年の10月を以って、約6年務めた銀行を辞めました。

 

 

辞めてからは全く別の業界にいる為、金融との関わりも勉強の為に投資している暗号通貨くらいしかありません。蓄積した知識・スキルは日毎に劣化していますが、その一方で辞めてからというもの


『お金のことで相談したい!』


という話をよく頂くようになりました。
確かに、銀行員のうちは色々と商品を勧められる可能性が高く相談しにくいですが、元銀行員になればその心配も無くなります。

 


そこで思い付きました。

 


「お金との付き合い方(金融リテラシー)」について「限りなくフラットな立場」から発信できるチャンスだと。そんな経緯から記事を書くことへチャレンジすることを決めました。

 

 

 

 

 

 


インフレーションとデフレーションって何なの?良いの?悪いの?


アベノミクスって結局なんなの?


年金ってどうなってるの?


運用した方が良いの?節税って何ができる?便利な制度・商品ないの?


住宅ローンの変動金利と固定金利どっちが良いの?

などなど。

 

 

 


金融・経済というと難しいと思うかもしれませんが、少ない知識の中で可能な限り分かりやすく伝え、日々の生活に落とし込んで発信するよう努めます。

 

 

 


1人でも多くの人が、「お金=汚いもの」ではなく、お金との付き合い方に関心を持ってくれたり、金融や経済を知りたいと感じてもらえたら、、、そしてこの拝金主義が色濃くなる社会において、最適なお金との付き合い方を見つけて貰えたら嬉しいです。

 


ちなみに、私自身も「お金とどう付き合えば良いのか?」という問いに答えを出せずにいます。ただし「とりあえず沢山お金を稼げば良い」と言うのは、自分にとって無理だし不毛だなと思っています。恋愛でいうと「とにかくイケメンになれば良い」という発想と似ています。

 


むしろ楽しさのその先に、お金が沢山あれば有難いですし、なければその中でどう楽しむかを考える必要性を感じているこの頃。勿論、不足があってはいけないので、その為にもお金について学び人生を送っていきたいと考えています。

 

 

 


みなさんは、どう考えますか?